冬期専用 スタッドレスタイヤ

今年の冬も雪が降るぞ! 暑さ寒さも彼岸までとは言ったもので、あれほどの猛暑だった夏も過ぎ去り、10月の声が聞こえると、北国からは山間部の降雪の話題が舞い込んでくる。 そう、まだまだ大丈夫なんて思っていると、あっという間にスノーシーズンがやってくるぞ!!

スタッドレスタイヤの準備は大丈夫だろうか!?北海道や北東北の人以外、特に関東地方や東海エリア、大阪圏の人にとっては真冬にも積雪がほとんどないため、あまり「冬用タイヤ」の意識がないかもしれないけれど、 スタッドレスタイヤは夏場に一気に生産し全国に出荷。雪が降りだして慌てて購入…。という頃となれば、実はタイヤメーカーは来シーズン用サマータイヤの生産に入っていて、スタッドレスタイヤはサイズによって在庫払底ということも。 今のうちにしっかりと冬用タイヤの準備をしておきたい。

今シーズンのスタッドレスタイヤの現況を確認しておこう。昨シーズンはブリヂストンが「ブリザックVRX2」を、横浜ゴムが「アイスガード6」を同時期にモデルチェンジ。 さらにトーヨータイヤがミニバン専用設計の「ウィンタートランパスTX」をリリースし、ミシュランは「X-ICE3+」、グッドイヤーが「アイスナビ7」を投入するなど、新製品ラッシュだった。 今年は、ファルケンが11年ぶりのモデルチェンジで「ESPIA W−ACE」を投入。コンチネンタルが「バイキング・コンタクト7」を投入するなど、この2シーズンでスタッドレスタイヤの世代交代が一巡した印象だ。

ファルケンタイヤ

ファルケンブランドのスタッドレスタイヤとしては11年ぶりのフルモデルチェンジでリニューアルした「ESPIAWーACE」。何といっても目をひくのが特徴的な「ラッセルパターン」と名付けられたトレッドデザイン。 周方向の縦溝を持たない、X字形方向性トレッドパターンは「オールシーズンタイヤ的な性格なのかな?」と思わされるのだが、なるほどこのタイヤ、まぎれもなくスタッドレスタイヤなのだが、速度レンジが38サイズ中22サイズで、 「H」(210km/h以下)、残り16サイズで「S」(180km/h以下)とされている。 一般的なスタッドレスタイヤの「Q」(160km/h以下)と比べて、高速性能に余裕を持たせていることがわかる。 ラッセルバターンが氷を掴み、雪を踏みしめる。

昨今、最終試作段階のタイヤを試すことができたのだが、なるほど、往復の高速道路ではサマータイヤほどではないものの、一般的なスタッドレスタイヤで感じる腰の柔らかさを感じることなく、レーンチェンジなどでの操舵に対する ガチっとした手応え感や剛性の高さを実感した。 積雪路では力強く赤面をとらえる。トラクションやブレーキのみならず、コーナリンググリップでも安心感のあるグリップを発揮する。「ラッセルパターン」のV字グループが生み出す溝のクロスポイントが雪面をしっかりと踏み締める。 (雪中剪断効果)、回転力で効率よく排雪するのだ。 アイスバーンでは専用開発された高密度シリカと軟化剤の配合された「アイスホールドゴム」の生み出す高い密着性とラッセルパターンのエッジ効果により、水膜の浮くアイス路でも安定した制動性能を実感した。

YOKOHAMA タイヤ

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BRIDGESTONE タイヤ

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トーヨータイヤ

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ダンロップタイヤ

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ミシュランタイヤ

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グッドイヤー

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ピレリ

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スタッドレスタイヤ知っ得情報館

まもなくやってくるスノーシーズンに向けてスタッドレスタイヤの購入を考えている読者の皆さんも多いだろう。 さて、スタッドレスタイヤ選びをするいあたり、いろいろと疑問や知りたいことってのがあるのではないだろうか。 それらを一気に解明していこう!

スタッドレスタイヤはドライ路で危険??

昨シーズンはブリヂストン、横浜ゴムといった日本を代表するタイヤメーカーが同時期に中核となるスタッドレスタイヤの新製品をフルモデルチェンジして投入した。 107ページでも触れているように、ブリヂストンが「ブリザックVRX2」、横浜ゴム「アイスガード6」を発表した。この2メーカーが揃ってスタッドレスタイヤのフルモデルチェンジをするのは久しぶり。

これまでは開発サイクルの関係からか、1〜2年のズレがあったのだ。 両メーカーともに重視しているのが「アイス性能、雪上性能の向上は当然。これからはそれにプラスしてドライ路での操安性能をいかに引き上げていくかがスタッドレスタイヤ開発のポイント」だとしている。 実際、VRX2もアイスガード6も新商品発表の場で「ドライ路での操安性を引き上げた」ことをアピールしていたし、実際に試乗してもドライ路でのしっかり感が高まっていて安心感が高い。 スタッドレスタイヤは氷雪路でのグリップを確保するためにサイプを刻んだブロック剛性を弱点があった。新商品では、例えばトレッドゴムの吸水性能を引き上げるなどにより、従来品よりも氷雪路性能を高めながら、 サイプを減らすなどでブロック剛性を高めているのが特徴的。 とはいえ、絶対的なグリップ性能はサマータイヤには及ばないので、適材適所を心がけるべき。また、ウエット性能も以前に比べれば大幅によくなっているが、サマータイヤに比べるとどうしても弱いことは知っておいてほしい。

スタッドレスタイヤの燃費

ソフトなトレッドゴムを採用するスタッドレスタイヤは、イメージ的にも転がり抵抗が悪そう。つまり、サマータイヤと比べて燃費が悪化するのでは??と感じるものだ。実際どうなのか?? ここ1〜2年に登場した最新のスタッドレスタイヤはこぞって「燃費の良さ」をアピールしている。

スタッドレスタイヤにはサマータイヤで採用されている「タイヤグレーディング」が適用されていないため、客観的な指標はないのだが、横浜ゴムのアイスガード6は、社内テストにおける転がり抵抗は、同社のスタンダードエコタイヤ「DNA EECOS」と同等だという。

つまりタイヤグレーディングの「A」レベルを達成しているという事で、以前は、BCで実走行テストしたのだが、1世代前のアイスガード5とブルーアースAで高速道路を走って燃費を計測したところ、17.4km/L 対 17.6km/Lで、スタッドレスタイヤが勝った。

スタッドレスタイヤの寿命

法規的な話をすると、スタッドレスタイヤのトレッド面には「使用限界」を示すプラットフォームと呼ばれる突起がつけられている。走行距離が伸びて、このプラットフォームが露出した時点でスタッドレスタイヤとしての寿命が尽きた。

しかし、非降雪状態であればまだ使用は可能。法規的に残り溝1.6mmまでは使用できるので、サマータイヤとして使うことはできる。使用限界は通常のサマータイヤでおなじみの「スリップサイン」が露出するまでだ。 …というのが法規的な話なのだが、現実的には残り溝だけでスタッドレスタイヤの性能劣化を測るのは危険。

特にアイス性能はトレッドゴムの柔軟性に依存している割合が高いため、経年変化でゴムに配合された柔軟性が低下すると 氷上グリップが一気に悪化する。昨シーズンはググッと効いたので安心して今シーズンも履き替えたら、効きが悪くなっていた、なんてこともある。 一般的には3シーズン使ったスタッドレスタイヤは溝が残っていても交換する、というのをオススメしたい。 ただ、これまた最近のトレンドなのだが、「効きの継続」を開発コンセプトの中心に据えているスタッドレスタイヤが増えている。ダンロップの「WINTER MAXX 02」では軟化剤の経年での抜けを抑止する新開発ゴムを配合することで、 効きの継続性を高めているのが特徴。それでも見た目ではわからないので、シーズン初めに安全性を確保した上で、アイスバーンでのブレーキテストをしてから交換すべきかの判断をしたい。

スタッドレスタイヤのサイズと空気圧

これは新車装着のサマータイヤと同じにするのが基本。オプションで大径サイズを装着している場合、スタッドレスタイヤはオリジナルのインチダウンサイズにするのもOK。ただし、その場合、ブレーキに干渉しないかの確認は必要。 空気圧の設定は同サイズの標準設定値とすればいい。fit-cars.biz

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